桜の時期に降る雨を何という? お天気検定

花びら散らしの雨

花びら散らしの雨

テレ朝「グッドモーニング」の「お天気検定」が興味深かったので桜の時期に降る雨について調べてみました。

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桜の時期に降る雨を何という?

桜が満開になったこの時期、雨で桜が散るのもまた風情があるというもの。

ということで、問題。

桜の時期に降る雨を何というでしょうか?

青 花いかだ

赤 桜流し

緑 桜雫

正解は?

正解は赤 桜流し

桜流しとは、桜の時期に降る雨の中でも「桜を散らしてしまう雨」のことを言います。

気象用語とは違うかもしれませんが、鹿児島県地方の方言では桜の開花時期の雨のことを言うらしいですね。

花いかだとは?

花いかだとは、散った桜の花びらが川面に集まっていかだのように流れていく様を言います。

ハナイカダとは木の名前でもあります。

葉の中央に花が咲き、そこに実がつくというかなり不思議な植物です。

確かに実物を見ると筏の上にちょこんと人が乗っているような感じがするのですが、それがほぼ全部の葉だからちょっとだけ不気味(笑)

宇多田ヒカルさんの曲にも

「桜流し」は日本人には心地よい語感のようで宇多田ヒカルさんの曲のタイトルなどに使われていますね。

桜散らしとは言わずに「桜流し」というあたり風流を感じます。

花散らしとは?

散る・散らすでは「花散らし」のような意味合いになってしまいそうで、現実感がわいてきて雅な感じがどこかへ去っていきそうですから。

花散らしの意味はこんな感じです。

元々「花散らし」という言葉は中部以西の地方で、旧暦3月3日、雛の節句の頃に、海辺に出て酒盛りなどをして遊んだ習慣を指したようです。
この頃は潮の干満の差が大きく、砂浜の遠くの方まで干上がるため、多くの人が砂浜に集まって遊ぶことができました。お天気.com

儚そうで強い

ところで、桜や花など自然というのは儚そうにみえて強いものです。

桜流しが「桜を散らしてしまう雨」といいながらも、実は桜というのは「散る時」にならないと散らないそうなのです。

桜などの花は、気温や日照時間などの条件がそろうことで開花しますが、散るための条件もあるようです。

温度や雨がその条件で、花が咲いた後に気温が下がるいわゆる花冷えが起こると、花は長く持ちます。

一方、花が開ききった後に雨が降ると早く散ると言われています。

桜の花、ひとつひとつにつぼみの時期、咲いた直後、花が開ききった状態、とありますから、その花によって「散るとき」が決まってくるのでしょう。

たしかに満開の報道があってからかなり強い風雨の日がありましたが、次の日「全部散っちゃった」ってことはなかったですものね。

風雨で散る花びらは風雨でなくても散ったでしょう。つまりその時が「散る時」だったのです。

優しそうで儚くて脆そうな桜の花ですが、実は強いのですね。

自然の偉大さを見せつけられる思いがします。