おままごと・おまんまの「飯(まま)」の語源は? 林先生のことば検定

日々是好日

テレ朝の「グッドモーニング」での「林先生のことば検定」が興味深かったので取り上げてみました。

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4(フォー)19(いく)の日

4月19日は4(フォー)19(いく)で「みんなの保育の日」です。

人間の脳は3歳までに80%が完成していると言われます。

そしてこどもは遊びからも様々なことを学びます。

例えば、ままごとは想像力や社会性といった心の成長や発達に繋がるのだそうです。

ちなみに、ままごとの「まま」は「飯、食事」といった意味です。

食事の事を「おまんま」とも言いますよね。

そこで今日の問題

食事を意味する「飯(まま)」の語源は何でしょうか?

青 旨い

赤 お供え

緑 フランスのお母さん

今日の緑、フランスのお母さんは「まま」ではなく「ママン(maman)」です。

ママンといえばアルベール・カミュの異邦人。

冒頭の「きょうママンが死んだ」という窪田啓作さんの名訳は有名ですよね。

この作品は主人公のムルソーが母が死んだというのに涙を流すことが出来ず、その後いろいろあって、一人の人間を殺してしまうのですが、裁判でその理由を問われて「太陽が眩しかったから」と答えるという、いわゆる不条理を描いた作品です。

林先生は若い頃、そのことについて議論し合ったそうです。

私は昔読んだ記憶がありますが「で?」って感想しかなかったような・・・

もう一度読み返してみよう。今読めば違うものが見えてくるような気もするし。

さて問題に戻ります。

正解は?

飯事(ままごと)の「飯(まま)」はもともと幼児語だとされています。

幼児語の特徴の一つは、畳語(じょうご)といって言葉を反復させることです。

たとえば「わんわん」「にゃーにゃー」など。

「飯(まま)」も畳語ですが、これは短縮されていて、もともとは「うまうま」だったのです。

「うまうま」は「旨い」の幼児語です。

ということで正解は青 旨いでした。

食事のことを幼児語で「うまうま」と言うようになったのは、江戸時代頃とされています。

その後大人も「おまんま」などと使うようになりました。

「うまくやられる」ことを「まんまとやられる」と言いますが、この「まんま」の語源も「うまうま」です。

ごっこ遊びと社会性

ところで、ままごとはごっこ遊びのひとつです。

こどもの成長には欠かせない遊びのひとつで、3~4歳頃からごっこ遊びをし始めるようになります。

大人の行動や言葉を真似るということは、その人のしぐさなどを自分の記憶から引き出すことになり、イメージを膨らませて想像力を高めることにも関わってくるようです。

また、ごっこ遊びは一人より二人以上でするほうが楽しいので、他人との関わりを学んでいくうえでも重要となってくるのです。

最近は一人っ子が増えてきましたが、お母さんとのおままごとも増えてくるのではないでしょうか。

忙しい家事の合間にも、こどものごっこ遊びに声だけの出演でもかまわないので加わってあげられるといいですね。

ところで「快く承諾すること」を表すことばを知っていますか?

「一つ返事」というでしょうか? それとも「二つ返事」というでしょうか?