「快く承諾すること」を表すのは? 林先生のことば検定

挙手

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テレ朝の「グッドモーニング」での「林先生のことば検定」が興味深かったので取り上げてみました。

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「快く承諾することを」を表すのは?

4月14日、4月ももう半分過ぎましたね。

新入生など今年から環境が変わったという方、少しは慣れてきましたか?

新入社員の方は2週間ではまだまだといったところでしょうか。

右も左もわからない中ではあると思いますが、大切なのは上司や先輩から頼まれた仕事を快く引き受けて自分なりに全力で取り組むことなのかもしれないですね。

そこで問題。

「快く承諾することを」を表すのはどれでしょうか?

青 一つ返事

赤 二つ返事

緑 塩分過多

今日の緑、しょうだく(承諾)ではなく、しょうゆだくだく・・・あー、ねー。

さて、気を取り直して。

一つ返事?二つ返事?

子供のころ、親や先生に「ハイは一回でいい」と言われたことがありませんか?

私はよくあります。今でも言われます(笑)

文化庁の平成23年度「国語に関する世論調査」で

「快く承諾すること」を

(a)一つ返事 46.4%
(b)二つ返事 42.9%
(a)と(b)の両方とも使う   2.1%
(a)と(b)のどちらも使わない 6.5%

と、「一つ返事」「二つ返事」が拮抗しています。

世代別にみると、20代から40代までは「二つ返事」を、50代以上の人は「一つ返事」を使っている人が多いことがわかりました。

厳しく躾けられた世代ほど「一つ返事」を使うということなのでしょうか。

ですが、「一つ返事」という言葉は日本には無いようです。

「二つ返事」の誤用として生まれただけなのです。

「二つ返事」は、普通は「はい」と一回言えば済むところを

承諾の言葉を2つ重ねることで→より強く相手の意向に従う」ということを表しているのです。

正解は?

ということで、正解は赤 二つ返事

時代劇などで殿の命令に「はっ!」と答えるより「ははっー!」と返事をしたほうがより畏まって聞こえますよね。

これと同じことなのですね。

現代では「はい、わかりました」「はい、必ず」などです。

語源としては、「はい!はい!」と前のめりに2回も返事をしてしまう、というところからきているようです。

やる気のない「はいはい(わかりましたやればいいんでしょう)」とは勢いが違うのです。

いつの時代も上司の命令には快く二つ返事で、ということかもしれませんが、かといって上司に「はいはい」と答えたらこれは確実に叱られますので、ご注意ください。

多すぎる返事は良くないということですね。

ところで「過ぎたるは及ばざるが如し」とはどういう意味なのか知っていますか?

「過去を悔やんでも仕方ない」でしょうか?それとも「何事もほどほどが肝心」でしょうか?