大阪高槻・小学校プールの塀が倒れる!安全に歩ける道路はある?

地震・地面ひび割れ

地震・地面ひび割れ
ここ何日か関東地方でも体に感じる地震が続いていましたが、今朝、近畿地方で大きな地震が発生しました。
通勤通学中の時間帯ということもあり、9歳の小学生女の子が被害に遭われたことが本当に悔やまれます。
時間が経つほどに発表される死亡者、けが人が増えてきていますが、どうかこれ以上被害者が増えないよう願っています。
地震情報、プールの壁はどうなっていたのか、どこを歩いたら安全なのか、地震後に屋内で気をつけること、帰宅後に気を付けることなどを書いていきます。

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地震情報

2018年6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震がありました。
気象庁によりますと震源地は大阪府北部、震源の深さは約10キロ。
地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定されています。
この地震による津波の心配はありません。

有馬-高槻断層の南端と上町断層の北端が交差するあたりが震源と思われるということです。
この辺りは断層が密集しているそうで、それらの影響も気になるところですね。

プールの壁が倒れる

高槻市立寿栄小学校のプールの塀が倒れて9歳の女の子が被害にあっています。
高さ3mほど、長さ30mほどのブロック塀とみられる塀が道路側に倒れました。
ニュースの映像を見る限りブロックには鉄の棒が入っているようですね。
しかし、ブロックである部分すべてが根元からぽっきり折れているところをみると強度が充分だったとはいえません。

これは耐震強度の規定が甘かったころに作られたものなのかもしれないですし、劣化していた可能性も考えられます。
道路側からみると、プールサイドの高さまではコンクリートのようですが、プールサイドから上はブロックで出来ているようです。
プール本体を地面に置いてその周りをコンクリートで囲う作りなのでしょう。
ですから、プール本体を覆ったその上にブロック塀を作ったと考えられますね。

倒れたブロック塀には控壁と呼ばれる塀に対して垂直に付ける補強用の壁が見当たらないため、手抜き工事とも考えられます。
ただ、もしかしたらプールサイドからの高さが1.2m以下なのかもしれませんし、このブロック塀が作られた当時はその規定で大丈夫だったのかもしれませんが。
素人の私からみると道路側からの高さを考慮していない工事なのではないかと考えてしまいます。

1. ブロック塀は、長さ方向 3.4m以上の長さになれば控え壁が必要。
●控え壁は、表 1 に示すように埋戻す土質により、ブロック塀の高さ 1.2m、または1.6m超えれば必要となる。
●控え壁は、長さ方向 3.4m以内ごとに設ける。
●控え壁は、突き出し長さにおいては 40㎝以上、厚さは本体の塀の厚さ以上とする。
●控え壁の部分の基礎を深く根入れをする場合は、本体の塀の布基礎の高さを小さくすることができる。(設計規準 3 条 5)
●控え壁は、塀本体と同時に組積みした一体の構造とする。
●塀本体との角度 45°以下で長さ 60 ㎝以上 図 3 控え壁及び端部の距離 あれば控え壁とすることができる
J.C.B.A – 全国建築コンクリートブロック工業会

平成26年度の高槻市立学校施設整備計画によると寿栄小学校の北棟は耐震改修をしていますが、プールに関しては計画に入っていませんでした。
建物そのものの耐震が優先されても、塀は後回しになってしまうということなのかもしれません。

どこを歩いたらいい?

最近は路肩を色塗りして歩行者用としているところが多いです。
とくに小学校や中学校に近くて狭い道路によくみられます。
狭いゆえに歩道を設けられず、苦肉の策としての色塗りでしょうが、その場合、両端に歩行者用の通路があるわけではなく、道路のどちらかの路肩にしか施していません。
被害のあった寿栄小学校前の道路も小学校側にしかありませんよね。

車などが通ることから歩行者用通路を通りたいですし、色塗りをしていなければ道路の端を歩きたくなりますが、壁や塀沿いは危険であるという意識で歩きましょう。
これから1週間は、もしできるなら塀がない道路や路肩を歩けるとよいのですが。
くれぐれも車などには注意してくださいね。

ガス台

屋内で気をつけること

床に物が散らばっている場合、はだしでは歩かないこと、スリッパをはきましょう。

本棚、食器棚など背の高い家具が倒れた場合、すぐに起こすと今後の余震でまた倒れる可能性があるので、1週間後ほどしてから起こすとよいということです。

ガスが止まっている地区ではガスの元栓を止めておきましょう。
通勤途中である方が多いと思いますが、帰宅してガスの臭いがした場合は電気をつける前に窓を開けて、ガスの元栓を閉め、ガスの臭いがなくなってから電気をつけると安全でしょう。
電気によってガスに引火しガス爆発が起こる恐れもありますので、注意が必要です。

瓦

屋外で気をつけること

勾配が急な地区では土砂災害に注意しましょう。
道路を歩く際は屋根からの瓦塀の崩壊があると思って通るとよいかもしれません。
そのほか、ガス爆発や火災が起こる可能性もありますので、気をつけながら歩くことが必要かもしれません。

余震

大きな地震のあと、1週間以内に余震が起こる確率は1~2割といわれています。
この確率は低そうに感じますが、非常に高い数字なのだとか。
ですので、1週間は余震が起こると思って行動するべきだということです。

今回の地震はマグニチュード6・1(暫定)でありながら震源が浅いので、余震が起こる可能性が高いようです。
さらに、余震だけでなく、密集している周辺断層の影響などからさらに大きい地震が起こる可能性もあるという専門家もいます。

雨

梅雨前線

梅雨前線が近づいている時期であり、19日から20日にかけて近畿地方にはまとまった雨が降る予報です。
六甲のあたりは勾配が急ですので、土砂災害が起こる可能性も考えておきましょう。

地震はいつ起こるといえません。
一度起こったからしばらくは大丈夫ともいえません。
一人一人があるていど危機感を持っていることが必要になるのかもしれませんね。

被害に遭われた方々には心からお悔やみ申し上げます。
そして、これ以上被害が大きくならないことを願っております。