※痛そうな画像がありますので、苦手な方はご注意ください※
10月25日放送の「クレイジージャーニー」は人体改造についてだそうですが、人体改造って何なのかよくわかりません。
で、調べてみました。
もっといろいろあるのかもしれませんが、ボディ・サスペンション、スカリフィケーション、インプラント、ボディ・ピアス、スプリット・タン、アンピュテーションなどについて書いてみます。
ヒンドゥー教には「タイプーサム」という祭りも人体改造かも!?
ボディサスペンションは痛くないのか?改造人間祭vol.21で聞く!
人体改造いろいろ
人体改造といえばオ○ン○ンに真珠を入れることだと思ってました(笑)
実用的な人体改造はそれ以外にも、筋トレや歯のインプラント、顔や胸などの整形、コルセットで体を締め付けたり、腰のくびれをつくるためにあばら抜く、なんてのもありますよね。
髪の毛を切ることだって身体に手を加えるという点では人体改造なのかも。
巷で流行っているのは実用的な人体改造ではなく、生きるうえではとくに必要のない人体改造のようです。
とくに必要ないのに、むしろ最悪の場合死ぬかもしれない危険性まではらんでいる人体改造のいろいろ。
ボディ・サスペンション
人体改造の花形?
イベントではメインとして扱われているようです。
人体に太い釣り針のようなフックを刺して、それに紐やゴムの類を取り付けて天井などから吊り上げるものです。
フックを刺すのも痛そうですが、その状態で吊り上げられるのだから、フックに引っかかる皮に全体重がかかるのもかなり痛いのではないでしょうか。
ボディサスペンションは痛くないのか?改造人間祭vol.21で聞く!
スカリフィケーション
日本語にすると「瘢痕文身」。
文身(ぶんしん)は刺青(入墨・いれずみ)のことで、人体に刃物や刺青用の針などで傷をつけ、瘢痕やケロイド状にして模様をつくることです。
瘢痕でつくる文身なので、刺青の色をつけないバージョンのようなものでしょうか。
針を刺したり刃物でカッティングすると線になりますが、スキンリムーバルやピーリングといった方法でメスを用いて皮を剥いで面の模様をつくることもあるようです。
インプラント
人体改造で「インプラント」という場合、歯じゃありません。
皮膚の下に何か(器具とかシリコーンとか)を埋め込んで装飾とすることです。
私が知っていた男性のある部分に真珠を埋め込むってやつがインプラントという方法なのですね。
サブダーマル・インプラント
皮膚の中に完全に埋め込まんでしまうタイプのインプラント。
おでこにツノを生やしたり、腕に球体などを入れたり。
トランスダーマル・インプラント
皮膚の上に埋め込んだ器具の一部を出すタイプのインプラント。
貫通させるタイプのボディ・ピアスみたいなものでしょうか。
マイクロダーマル・インプラント
トランスダーマル・インプラントから派生したのがマイクロダーマル・インプラントで、こちらのほうがメジャーなのでは?
アンカーと呼ばれる土台を皮膚の中に埋め込み、ヘッドをネジで取り付けます。
ヘッドはネジ式なので交換可能なんだとか!
ビンディといわれる眉間の少し上や手の甲や指、頬などのサーフェイスバーベルを通しにくい場所でも埋め込むことができるのが特徴です。
タトゥーと組み合わせて模様をつくることもできたり、いくつも埋め込んでライン状の模様をつくることもできます。
画像をみているとひとつふたつ埋め込みたくなってきます。
ボディ・ピアス
ピアスは耳たぶを貫通させるもので細い穴しかあけません。
ボディ・ピアスは太さ、長さ、形状が多数あり、装着する場所などによって選べます。
耳に付けるものだとリング、バーベルのほかにダブルフレアなど穴を拡張していくこともできます。
穴を拡張するのは覚悟がない方にはおすすめしません。
だって、際限なく拡張したくなってくるのでキリがないですから。
どうも人間というものは、拡張しはじめたらひたすら拡張してしまうようです。
耳だけでなく、鼻、舌、へそなどとにかく貫通させて装着するものをボディ・ピアスというようです。
女子サッカーの澤さんの鼻ピは有名でしたよね。
ただし、これ、自分で穴を開けずに、ちゃんとお店(スタジオ)で開けてもらいましょう。
スプリット・タン
舌に切れ込みを入れて二枚にすること。
失敗すると切ったところがつながってしまうようですが、しっかり左右にわかれると右と左で違う動きができるようです。
人体って不思議!
ブランディング
焼印のこと。
熱した焼きごてを皮膚にジュッと当てて、痕をつけます。
5~10年くらいもつんだとか。
ジュゥーではなく、ジュッと一瞬だけのようです。
どらやきの気分になれそうですね。
トレパネーション
頭部穿孔(とうぶせんこう)、穿頭ともいわれます。
漫画の「ホムンクルス 」に出てくるあれです。
もちろん脳を傷つけるわけではないですが、それでもちょっと恐ろしいですね。
医者でしてもらえるわけはないですから、衛生面も気になるところ。
安易にしては絶対にいけません。
アンピュテーション
人体を切断すること。
SMのだるまのようなものでしょうか。
でも、自分の意志で切断するところが似ていて非なるところ。
現代の医学ではなかなか切断なんてしてくれないようです。
むしろなんとか切断しない方向をとるでしょう。
詳しく書くのはやめておきます。
切断も死を覚悟して、ご自身の責任において決断しましょう。
針を刺す祭り
ヒンドゥー教には「タイプーサム」という祭りがあるそうです。
ガヴァディという一人用の神輿を担ぐのですが、その神輿の担ぎ方がすごい!
顔や体に刺した針でその神輿を支えるのです。
もちろん、祭りが終われば神輿を下ろし、針も抜くでしょうから一時的なものですが、ボディ・サスペンションだって一時的なものなので「タイプーサム」での神輿かつぎも人体改造かもしれません。
「クレイジージャーニー」で観てみたいですよね!
人体改造というだけあって、全て痛そうです。
皮膚を破るということはそこから雑菌が入る可能性があります。
アンピュテーション(切断)だけでなく、傷がつくということには危険を伴います。
ファッション感覚で「人体改造しちゃおう」などと思わないほうがよいでしょう。
よく考えて自分の意志で、自分の責任で決めてください。