室内で使うおすすめのほうき棕櫚の「フローリング用」と江戸箒の「畳用」を1本ずつご紹介!

棕櫚ほうき

「マツコの知らない世界」(2017年5月9日)で紹介された棕櫚のほうきがとても気になったのでアマゾンで買えるのか調べてみました。

関西では棕櫚のほうきを座敷箒として昔から使っているらしいですが、関東ではホウキグサなどで作られたほうきを座敷箒として使用してきました。

そのため、棕櫚でない座敷箒のことを江戸箒とも言ったりしますよね。

私は関東で生まれ育っているからなのか、なんとなく棕櫚のほうきって「見た目がかわいいけど実用的なのか??」って偏見の目で見てましたよ。

でも、テレビでマツコさんが使っているのを見たら、なんだか良さそう。

ちょっと欲しくなってきました。

今、使っているほうきは「白木屋傳兵衛商店」さんの座敷箒なので、もう1本ほうきを買うのは・・・ぐぬぬ。

とりあえず、調べるのはタダなので、棕櫚のほうきがどんなものなのか書いてみます。

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フローリング用ほうき(棕櫚)の特徴

  • フローリングで使うとワックス効果あり
  • 掻き出すというより撫でるように使う
  • 穂先を切っていけば30年もつ

棕櫚のほうきを使うときの注意点が1点あります。

それは新しいほうきを使い始める時、粉のような棕櫚の繊維屑が落ちるので、使う前に室外でよく屑を落としてから使いましょう。

また同じ理由で新しい棕櫚のほうきはカーペットや絨毯では使わないほうが良さそうです。

棕櫚の繊維屑は使っているうちにだんだん落ちなくなってくるそうですからご安心ください!

事前にそれを知っておかないと「掃いているはずなのにゴミが落ちてる!」とびっくりしてしまうことになりますよね。

畳用のほうき(江戸箒)の特徴

  • コシというかバネ
  • 畳の目からゴミを掃き出す
  • 畳に艶が出てくる

江戸箒で毎日畳を掃いているうちに畳に艶が出てくると言います。

棕櫚のほうきでフローリングのワックス効果があるように、やはり天然の材質での油のような成分が畳を輝かせるようになるのだそうです。

江戸箒で掃くとき、畳の目に沿って掃くとゴミを掻き出しやすいです。

このとき、少しだけほうきの穂先を畳みに押し付け気味にしてから、穂先を滑らせるように力を抜くようにして掃いていきます。

ほうきのコシによって、曲がった穂先がまっすぐに戻るという性質を利用して畳からゴミを掻き出していくというのが良い掃き方なんだとか。

ですから、必要以上にほうきを畳みに押し付けたり、ものすごく力を入れて掃く必要はありません。

長い柄のほうきは自分の前にほうきを構えて掃きますが、短い柄のものは自分の正面の遠い方から手前に掃くと埃がたちにくいです。

ほうきをゆっくりと動かして、自分の手前にゴミをそっと置くイメージで掃くと良いかもしれませんよ。

広い範囲は難しいですが、ちょっと掃く程度なら埃をたてないようにそっと掃いてみましょう。

ほうきのメリット

  • 静か
  • 電気代かからない
  • さっと使える
  • 故障が少ない(壊れにくい)
  • 短くなったら外ほうきとして使える

ほうきのデメリット

  • ゴミが舞い上がる
  • ちりとりが扱いにくい(細かいゴミまでは取れない)

ほうきの選び方

自分の生活に合ったほうきを選びましょう。

室内用のほうきですと、全体の長さが85cmくらいのものと、120cmくらいのものが多いです。

広い部屋を掃除するなら長いほうきで腰を屈めずに掃く方がラクです。

ただし、長いが故に収納場所に困ることもあるので注意が必要です。

気付いた時にさっと掃除をしたいという場合は短いほうきのほうが取り回ししやすいです。

また、柄がほとんどなくて片手で扱えるような小さなほうきもあります。

デスクまわりなど細かい部分や洋服掃いにも使えます。

ほうきの長さ、大きさなどをじっくり見てシミュレーションしてから購入すると良いでしょう。

集めたゴミの取り方

掃き溜めたゴミは箕で取っても良いですし、掃除機で吸うのも良いですね。

ちなみに掃除機を使う場合、コードは面倒くさがらずに黄色のテープと赤のテープの間まで引き出しましょう。

でないと、掃除機の故障に原因になってしまいます。

そして、ほうきで掃いた後は雑巾がけをするとスッキリしますよ。

ほうきの収納のしかた

ほうきをしまうときは穂先を下にして穂先を浮かして収納します。

つまり、柄の先に付いた紐をフックや釘などに掛けると良いのです。

穂先を床につけて壁に立てかけて収納しておくと、穂先に変なクセがついたまま曲がってしまうので気を付けましょう。

では、柄を床に付けて穂先を天井に向けておけばいいのでは?と思うかもしれませんが、それもやはり穂先が広がってしまうのでほうきのためによろしくありません。

収納のしかたによって耐用年数が変わってきますので、ほうきにとって無理のないカタチで収納しましょう。

両方欲しい!

現代の日本の家はたいていフローリングがあります。

そして、ワンルームなどの畳が全くないという家が増えつつありますが、それでも畳がある家も少なくはありません。

畳がある家なら江戸箒をおすすめしたいですが、フローリングが多いなら棕櫚のほうきが良さそうです。

私は江戸箒しか持っていませんが、できれば棕櫚のほうきと江戸箒を1本づつ欲しいなぁ。

2種類のほうきがあれば部屋ごとに使い分けができるので、ほうきの耐用年数が長くなります。

いつか棕櫚のほうきを買い足そうっと♪

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