野村沙知代さん死去・突然死で残された家族

パルス

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元プロ野球選手・監督の妻で、タレントの野村沙知代さんが亡くなられたという報道がありました。
享年85歳。
本当に突然のことでした。
沙知代さんは毒舌ではありましたが、サッチーと呼ばれて親しまれていました。

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「左手を出して。手を握って」

2017年12月8日、お昼過ぎに起き出した野村克也さん。
隣りのベッドで寝ていた妻の沙知代さんに言われた言葉は、
「左手を出して。手を握って」
でした。
克也さんは「そんなことを言うなんて、珍しいな」と笑いながら手を握ったそうです。

もしかしたら、すでにこのとき沙知代さんの身に異変が起こっていたのかもしれません。

ダイニングのテーブルで

沙知代さんも起きてきて、ダイニングで遅めの朝食というか、お昼過ぎなので昼食というべきかもしれませんが、食事を摂るためにテーブルにつきました。
しかし、食事には一口しか手をつけなかったのだそうです。
その後は意識を失ってしまい、話しかけても返事がなかったとのこと。

救急搬送

午後2時に救急搬送された沙知代さんでしたが、午後4時9分、永眠されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

7日夜も一緒に食事

克也さんは、
「きのう(7日夜)も、レストランで一緒に食事をした。本当に元気だったんだよ。信じられない。こういうのを突然死っていうのかなあ」
といいます。
沙知代さんと克也さんは知り合って45年以上になりますが、沙知代さんは病気したことはなかったそうです。
2010年からは耳が聞こえにくくなってきたということでタレント活動を控えていたようですね。
2016年10月、自宅での転倒で骨折して、入院生活を1カ月以上送ったりしたものの、退院後はお元気でいた様子。
克也さんと行きつけのレストランで食事をするのが日課だったということです。

死因は虚血性心不全

9日、所属事務所が沙知代さんの死因を「虚血性心不全」だと発表しました。

死因である虚血性心不全とは、心臓に血液が行かなくなるために心臓が働かなくなってしまうことをいいます。
寒暖差があると起きやすい虚血性心不全。
沙知代さんの場合はお昼過ぎの発症でしたが、冬の朝に発症することが多いといいます。
寝ている姿勢から起き上がるときの血圧の上昇も関係しているのかもしれません。

心臓に血液が行かなくなる病気には急性心筋梗塞、狭心症、不整脈(致死的不整脈)、高血圧性心疾患(心肥大)、弁膜症などがあります。
血管に血栓が詰まるなどで心筋梗塞を起こしたというような、明確な原因が特定できる場合は虚血性心不全でも「心筋梗塞」という病名がつきます。
しかし、何が原因で心臓に血液が行かなくなったのかを特定できない場合は沙知代さんのように「虚血性心不全」という診断になります。

ピンピンコロリと願う人は多いですが、約8割の方が病院で亡くなっているのが現状。
そのなかには救急搬送されたものの残念ながらお亡くなりになった方もいらっしゃるでしょう。
年間死亡者数のうち、突然死である「虚血性心不全」で10人に1人が亡くなっているということです。

「いい奥さんでした」

克也さんは、
「苦しみも何もなかったと思う。元気なまま逝ったよ。俺は『グラウンドで胴上げされながらポックリ死にたい』と話してきたけれど、かかあが俺の理想の死に方をするなんてなあ。感謝しかないが、まだ気の利いた言葉は出てこないよ」
といっています。
また、どんな奥さんでしたか?と聞かれると、
「いい奥さんでした」
と答えたといいます。

野村克也さん82歳

家族が突然亡くなるというのはとてつもない悲しみが襲ってくるもの。
時が癒すといえども、私の場合は突然の死から7年以上経ってもいまだ苦痛は残ったままです。

克也さんは最愛の妻、沙知代さんを亡くされました。
その悲しみは私の経験も想像もはるかに超えるのではないでしょうか。
男性が配偶者に先立たれると3年で亡くなるというデータがあるそうです。
今は動揺と憔悴に押し流されていることと思いますが、どうか立ち直っていただきたいと心から願います。