母の日と言えばカーネーションですよね。
仕事帰りにカーネーションを買って帰ろうと考えている方も多いのではないでしょうか?
当日に購入を考えている方は少し注意が必要なようです。
先程のニュース(2017年4月19日)で「母の日にカーネーションが品薄になるかも」と言っていました。
原因は、この連日の気温の高さだそうです。
カーネーションはビニールハウスなどの温室で育つのですが、そのハウス内の温度が予想以上に上がってしまい、生育が早まってしまったのだとか。
そのため、カーネーションの出荷が前倒し傾向になっているようです。
花の仲卸会社は「このまま高い気温が続けば『母の日』に品薄になってしまう可能性があります」と言っています。
需要のある時期に品薄になるということは例年よりお値段が上がるのでは??と不安になりますね。
しかし、花の仲卸会社によると「値段は例年とかわらないくらいだと思います」とのこと。
値段は例年とかわらないんですね。
良かったと言えば良かったけど、少し不思議な感じがするのは私だけでしょうか。
ま、気にしないでおきましょう。
毎年、母の日に合わせてコロンビアなどからカーネーションが輸入されるようなのですが、その輸入先では悪天候が続いているようで、こちらは生育が遅れているとのこと。
そのため、母の日に間に合わない可能性もあるのだそうです。
カーネーションがないなら、違う種類のお花を贈ってみてはいかがでしょう。
たとえばお母さんの好きな花。
ひまわりが好きならひまわりを。紫陽花が好きなら紫陽花を。ガーベラが好きならガーベラを。
カーネーションでなくても、どんな花でもお母さんは喜んでくれるのではないでしょうか?
母の日の由来となったアンナ・ジャービスさんだって、亡くなったお母さんのために、お母さんが生前好きだった花である白いカーネーションを手向けたのですから。
オーストラリアでは母の日にクリサンセマムという花を贈るそうです。
「マム」という語がついているからだそうですが、花もかわいらしいですよ。
クリサンセマムはノースポールとも呼ばれ、キク科で育てやすい園芸初心者向けの花だそうです。
小さな鉢植えを贈るのもよいかもしれませんね。
花束でなくても、一輪の花と「いつもありがとう」の一言だけできっと嬉しく思ってくれるはず。
「母の日」はカーネーションを渡す日ではなく、いつもはあまり伝えられていない感謝を伝える日ですものね。