UVカット100%の完全遮光の日傘はやっぱり日本製!紫外線アレルギー対策には日傘の色や素材、寿命を知ってしっかり選ぼう

日傘の女性(後姿)

日傘の女性(後姿)

紫外線が強くなってくる時期を知っていますか?
関東では4月頃から9月頃まで「非常に強い」というデータがあるのです!
「桜の頃に日傘~?」なんて思わないでください。
紫外線は見えないだけでいつの季節も多少なりとも降り注いでいるのですよ。
ほとんどの日傘はUVカット99%や99.9%ですが、それだけでは0.1%の紫外線と陽射しの熱さは遮ることができません。

さらに!!
あなたは日傘に寿命があることを知っていますか?
私の使っている日傘も寿命かも・・・
あなたの日傘は大丈夫ですか?
次に買うのはどんな日傘がよいのでしょうか?

ということで、選ぶべき日傘の色や素材、日傘の寿命など調べたことをご紹介していきます。




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遮光とUVカットの違い

UVカットとは?
遮光とか完全遮光とか言うけど、いったいどういう意味?
そもそも、遮光とUVカットって違うことなのでしょうか?

 

UVカットとは

紫外線をカットするものをUVカットといいます。
紫外線は私たちの肌や目などに影響を与え、日焼けを起こしたり、シミやシワの原因となったり、身体全体の老化を早めます。
それだけでなく紫外線アレルギーの原因でもありますし、白内障などの眼病を引き起こします。
ですから、必要以上に紫外線を浴びないほうがよさそうです。

遮光とは

文字通り光をさえぎることです。
太陽からの光は私たちの目に見える可視光線と目に見えないものとがありますが、紫外線や赤外線などは目に見えません。
紫外線は上で書いた通りですが、赤外線はどんなものでしょう?
ヒーターや焼き鳥に使われるもの、と言えば解る方が多いと思います。
赤外線は熱を発している、つまり、あたたかいというのが特徴です。
木陰や日傘が涼しいのは赤外線が弱まるためなのです。

では、遮光・完全遮光とは何かと言うと、紫外線はもちろん、目に見える光とさらに赤外線もカットしたものと言えます。
日傘メーカー「サンバリア100」のサイト内に「紫外線カット率99%と100%の違い」というページがありますので、紫外線カット率99%の日傘と紫外線カット率100%(完全遮光)の日傘を見比べてみると違いがよくわかりますよ。

「UVカットとは、紫外線のみカットするもの」

「遮光とは、紫外線、赤外線、可視光線をカットするもの」

青空

日傘のUVカットのしくみ

日傘のUVカット加工(コーティング)とはどんなものなのでしょうか?
ほとんどの日傘は紫外線反射剤か紫外線吸収剤を日傘の生地にコーティング加工を施しているようです。
紫外線反射剤で紫外線を反射させてUVカット
紫外線吸収剤で紫外線を吸収してUVカット
または、紫外線反射剤と紫外線吸収剤の両方を使ってUVカットしている日傘もあるようです。

「UVカット加工とは、日傘にコーティングを施している」

 

UVカット加工の日傘の寿命

紫外線反射剤や紫外線吸収剤をコーティングした日傘には寿命があります。
以前、サングラスにも寿命があると書きましたが、コーティング加工にはどうしても寿命があるのは仕方ないでしょう。
日傘は閉じたり開いたりしますし、折りたたみのものはさらに生地がたたまれる場所が増えてしまいますよね。
そうすると折りジワのコーティングが剥がれ、そこから紫外線が漏れてきてしまうことになるのでしょう。
折りたたみでなくても、数年でコーティングの寿命がくると言われています。
なぜかというと、サングラスでも日焼け止めでもそうですが、紫外線反射剤や紫外線吸収剤というのは紫外線と薬剤との化学反応により紫外線をカットしているからです。
どちらの薬剤も紫外線が当るたびに反応して薬剤を消費しています。
つまり、陽射しに当たるたびに消耗していると考えたほうが良いでしょう。
紫外線をカットしたい方にとって、日傘は夏だけでなく一年中使いたいアイテムです。
使えば使うほど寿命は短くなりますから、コーティング加工している日傘は消耗品ととらえましょう。
ちなみに今私が使っている日傘はLieben(リーベン)の<ひんやり傘>
男女兼用なので大きく陽射しを遮ってくれますし、晴雨兼用なので梅雨でも安心です。

もう3年使っている日傘ですが、紫外線カットの効果はどうなの?と聞かれたら「わからない」としか言いようがありません。
コーティング加工の日傘をさしているつもりでも、効果があるのかないのかがわからないというのは恐ろしいことだなと思うこのごろです。

「UVカットコーティング加工した日傘の寿命は1~5年程度」

 

生地自体が遮光・UVカットをするもの

コーティング加工したものはUVも遮光も100%ではないとわかりました。
ではどのような日傘が完全遮光なのかというと、日傘の生地自体が遮光・UVカットするというものです。
生地が遮光するため、コーティングが消耗することもなく半永久的に完全遮光できるそうです。
もちろん生地が破れてしまえば遮光できませんが。

「完全遮光の日傘は生地自体で遮光する」




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日傘の選び方

日傘を選ぶときの注意点などを見ていきましょう。

 

日傘の色

日傘を選ぶとき、色を気にしなくてもよいのでしょうか?
紫外線を通しやすい色やアスファルトからの照り返しを防ぐ色などはあるのでしょうか?
よく聞くのは、「表が白、内側が黒」がよいというもの。
それはコーティング加工した日傘についての話です。
表面が白というのは、光を反射させる色だからで、シルバーや淡い色あいのものも光を反射させます。
内側が黒というのは、アスファルトなど地面から照り返してくる光を吸収しやすいためで、黒以外にもネイビーなど濃い色合いものもが光りを吸収しやすいです。
生地自体が遮光するタイプの日傘は表の色を気にしなくてもよいので、自分の好きな色を選べる可能性が高まりますね。

「コーティング加工した日傘は、表が濃い色、内側が淡い色を選ぶ」

 

生地の厚み

ペラッペラの薄い生地と分厚い生地では遮光できる光の量も変わってきます。
日傘によっては2枚の生地を重ね合わせているものも見かけます。
できるだけ厚みのある生地の日傘を選びましょう。

「生地の厚いものを選ぶ」

 

生地の素材・密度

素材によって光を通しやすいもの・通しにくいものがあります。
紫外線アレルギーでも書きましたが、ポリエステルとウール(羊毛)は紫外線を通しにくいと言われています。
ウールの日傘はあまりなさそうですが、ポリエステルはよく使われている素材です。
麻の日傘はエレガントで着物などに合わせやすいですが、どうしても紫外線を通しやすくなってしまいます。
綿素材も陽射しを通しやすいといわれています。
生地の密度は店舗で実際に手にしてみないとわかりませんが、高密度の生地は密度が低いものより陽射しを遮ることができます。
目の詰まった生地とレース生地を比べれば一目瞭然ですよね。

「コーティング加工した日傘の生地はポリエステルを選ぶ」

「高密度の生地を選ぶ」

 

次に買う日傘

紫外線だけでなく涼しさを求める方、紫外線(日光)アレルギーを予防、対策したい方、エコな日傘生活を送りたい方へお進めしたいのが、
日傘メーカーである「サンバリア100」
日傘だけでなく小物類まで充実している「芦屋ロサブラン」
このどちらかのメーカーの日傘をおすすめします。

紫外線のみをカットしたいという方は

紫外線カット率99%、または紫外線カット率99.9%

と表示してある日傘を購入しましょう。
使用頻度に応じて数年で買い替えることが必要です。

次に買うとしたらどんな日傘がいいか、決まりましたか?
私は「サンバリア100」か「芦屋ロサブラン」の日傘が欲しいです。
ほんと欲しい。
しかし、いくら半永久的とはいえお値段が高くて今は買えません。
日傘貯金をして来年に備えたいと思います。

 

紫外線アレルギーについてはこちらをご覧ください

サングラスの寿命についてはこちら

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