2018年5月28日に開催された「改造人間祭vol.22」に行ってきましたので、初めてボディサスペンションで吊られた感想を書いていきたいと思います。
そして、30日(水)のクレイジージャーニーにケロッピー前田さんがまたまた出演するようです。
今度は「超最先端のボディハッキングとは」として前回の続編です。
テクノロジーをインプラントする改造を見せてくれるのではないでしょうか。
この記事では痛そうな画像は載せませんが、人によっては文章を不快に思うかもしれませんので、痛みが嫌いな方は読まれないようにお願いいたします。
では、ボディサスペンションで痛かった瞬間は? 実際にフックを通されて吊られるまでの流れは? などを書いていきます。
改造人間祭vol.22にとりあえず行ってみた
実はLINEでボディサスペンションに応募したものの返信が来ておらず、抽選に外れたのかもと思ったのですが、とりあえず会場まで行ってみました。
で、聞いてみると「吊るよ」とのこと。
よかったよかった。
痛かった瞬間まとめ
「痛かった?」と聞かれることが多そう(私も前回参加者に聞きました)なので、痛かった瞬間を列挙してみます。
前提として、私個人の感覚だということと、痛みは部位やその人・そのときの身体の状態によって違うのではないかということを踏まえてお読みください。
痛かった瞬間
- フックを通す針を刺されたとき
- フックを通すとき
- 吊り上げられる直前
- 吊り上げられたとき
「フックを通す針を刺されたとき」と「フックを通すとき」は同じじゃないか?と思うかもしれませんが、
フックを通す針を刺されたとき = 注射針みたいなのの太いやつで皮下を貫通させる
フックを通すとき = 貫通させた針をフックで押し出すようにして、フックを皮下に通す
という行程のため若干違うのです。
それにしてもどちらも痛い・・・。
「吊り上げられる直前」に一度フックの向きを調整しますが、そのとき、血液というか分泌液でフックが体にくっついた状態なのをぐりぐりされます。
ピアスをつけたことがある人ならわかるかもしれませんが、ファーストピアスをつけた後しばらくしてピアスを動かしてしまうと皮膚からピリッと剥がれる、あの感触です。
「吊り上げられたとき」は初めて負荷がかかるのでもちろん痛かったです。
マーキング
ここからは、当日の流れとともに感想を書いていきます。
まず、マーキングをします。
あらかじめ決めておいたサスペンションのスタイルに合わせて、どこにフックを通すかを決定し、ペンで体にマークしていきます。
私の場合は初めてですので、スーサイドスタイルというもの。
このスタイルは肩甲骨のあたりにフックを通して吊り上げるスタイルです。
フックの数は2本か4本を選べますが、最小限のフック数でお願いしました。
スタイルの名前の良し悪しは置いておいて、間違いなく初心者向けのスタイルですね。
なぜかというと、背中は皮膚の感覚が一番鈍い場所だからです。
そして皮膚をむぎゅっと掴みやすい部位でもあるからというのもありそうです。
フックを刺される
さて、サスペンション参加者全員のマーキングが終わると、今度はフックを通していきます。
上にも書きましたが、痛かったです。
フックは4Gで、サスペンションのフックとしては一番太いそうです。
4Gとは直径5mm。
病院の一般的な注射針である21Gが外径0.81mmなので、それを何本かまとめた太さということろでしょうか。
スタッフさんの「吸ってー、吐いてー」に合わせて深呼吸しているときにフック貫通。
息を吐いているときは筋肉に力が入りにくいと言われていますから、それを上手いこと活用しているのですね。
ちなみにフックを通すところは筋肉ではなく皮下です。
それなのに力をいれないほうがよいのは、筋肉がムキッとなると皮膚が引っ張られて皮膚と筋肉の間である皮下が狭くなり、フックが通りにくくなるからでしょう。
深呼吸を2回したらフックが貫通してました。
ここで、注意点。
フックを通したら上着を着ないほうがよいらしいです。
そして「どんな感じ?」とフックに興味を示されるかもしれませんが、フックには触らないように、触らせないようにとのことでした。
おさわり禁止です。
吊られる
サスペンション参加者にフックが通ったら、順番に吊られていきます。
上にも書いたように、フックの向きの調整するぐりぐりは痛いですね。
フックがOKならカラビナでフックとロープをつなぎます。
そして、徐々にロープが手繰られて上がっていくのですが、立っている状態でフックにテンションがかかるときは痛いというか表現しようのない不思議な感覚でした。
爪先立ちだともう痛みはほとんど感じず、膝を曲げたら浮いちゃいました。
ぶらーんと吊られている感を味わっていると、スタッフさんに体を押されました。
すると前後に動き、ブランコに乗っているような状態に!
ただ吊られているより動く方が面白さを感じますね。
その後、今度はタイヤブランコのような回転になりました。
ぐるぐる回って「羽生くん並みの高速回転じゃん」と感じましたが、周りからみたらそうでもなかったかも。
あまりにも回りすぎて酔ってきたので回転を止めてもらい、あとはゆらゆらと揺られ、約15分の空中遊泳を終了。
ロープを上下するのは手動なので、高さの微調整ができたり、万が一のときにはすぐに降ろすことができたりするようです。
フックを抜いてもらう
降ろしてもらったらすぐにフックを抜いてもらいます。
興奮冷めやらない状態で抜かれたからなのか、吊っている間にフックが貫通している穴が広がったからなのか、抜くときに痛みはまったく感じず。
空気抜き&止血
あっというまにフックを抜かれたら、皮下に溜まった空気を抜いていきます。
前回、見ていて「筋肉をほぐしているのかな?」と思いましたが、ほぐしているわけではなく、圧迫しながら空気を押し出しているのだとか。
たしかに、吊られている人をみると、皮膚がびよーんと伸びていますよね。
そこから空気が入ってしまうのでしょう。
空気をしっかり抜いたら止血です。
スタッフさんにじっと圧迫してもらい血を止めていきます。
なぜ筋肉ではなく皮下にフックを通すのか考えてみました。
皮膚のすぐ内側には神経や毛細血管がたくさんあって痛みなどを感じやすいのですが、そのさらに内側は皮下組織といって大部分は脂肪でできている部分があります。
皮下脂肪には神経があまりないので痛みを感じることは少ないため、フックを通すにはうってつけなのでしょう。
筋肉に通そうとしてもムキムキと動いてしまうので痛みを感じやすいような気がしますし。
インプラントなものはたいてい皮下に埋めるのかもしれません。
ガーゼを当てて止血終了。
「ただのガーゼだから家に帰ったら剥がしてね」と言われます。
絆創膏ではないようです。
穴が開いてる・・・
翌日の朝が早いため、打ち上げなどには出られずに早々帰宅。
さっそく、ガーゼを取って鏡で見てみると
穴が開いてる!!
さすが4G、ぽっかり開いてます。
入浴で出血するかもと思いましたが、分泌液にちょっと色がついた程度。
一応絆創膏を貼りました。
仰向けで寝られる?
いわば傷ですし、仰向けでは寝られないのではないかと危惧したけれどそんなことはまったくありませんでした。
それよりももうすでに筋肉痛っぽく肩を中心にした痛みというかだるさが出てきて、そちらが気になってしまいました。
そういえば、フックを抜くときに「明日、筋肉痛になるかもしれないからマッサージしてくださいね」と言われてましたし。
筋肉痛
翌朝、みごとに筋肉痛。
スーサイドスタイルでは肩、腕、首に力が入るのだということがよくわかります。
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プチプチいう
皮下の空気を抜いたにもかかわらず、肩甲骨のあたりを触ると皮下に溜まった空気がプチプチいっていましたが、翌日は首の方に空気が移動したようで、首や耳の下あたりを触るとプチプチいいます。
握雪音というものでしょう。
雪を握るとキュッキュッとかキシキシという音を発しますが、それに似ているといえば似ています。
感触は雪ではなく、梱包材のプチプチがもっと小さくなったものを触っているような感じ。
そのうちなくなるのでしょうが、面白い感触なので気付くと触って楽しんでいます。
「またやりたいと思う?」
初めてサスペンションを体験したというと「またやりたい?」と聞かれますが、間違いなくまたやりたいですね。
この楽しさは見ているだけでは味わえないものでしょう。
でも、「どこらへんが楽しいの?」と聞かれてもちょっと困るかも。
痛みは楽しいとは言えないし(痛いのがイイという人もいますから人それぞれ)、揺れたり回転したりするならブランコやタイヤブランコでもいいわけだし、観客に見られているという状況を楽しむのかというとそうでもない。
強いて言えば、身体のすごさを実感できるのが楽しいということでしょうか。
次はどんなスタイルで吊られようかと思案中です。
次回の改造人間祭はいつ?
日本でのボディサスペンションのイベントは「改造人間祭」だけでなく「グラインドカオス」もありますが、ボディサスペンションだけじゃなくタトゥー実演なども見られるため、次回も「改造人間祭」でのサスペンションに応募したいと考えています。
では次回の「改造人間祭」はいつでしょうか?
毎回、イベントの最後に次回の日程を決めるらしいのですが、今回も壇上で日程のすり合わせをしていました。
改造人間祭vol.23
2018年10月9日(火)
いつもは月曜ですが次回は火曜日ですので、お間違えのないよう予定を組みましょう。
手の甲のマイクロチップ
改造人間祭ではクレイジージャーニーでおなじみのケロッピー前田さんが改造に関する動画や画像を披露し、解説してくれるのですが、今回は手の甲を触らせていただきました。
ただなでなでしたわけではもちろんありません。
ケロッピー前田さんは手の甲にマイクロチップを埋め込んだそうで、それが埋まっているのを触って確認させてもらったのです。
そのマイクロチップには名前だけしか登録していないそうですが、スウェーデンでは体内に埋め込んだマイクロチップにSuicaのような機能を入れることもできるそうです。
改札に手をかざしただけで鉄道に乗れるというシステムなのだそう。
Suicaをなくしたり、忘れたりする人にとってはかなり魅力的なのではないでしょうか。
マイクロチップはすでに犬や猫に埋め込んで迷子札代わりにしたり、捨て犬の飼い主を特定したりする役割を担っていますし、国によってはマイクロチップが埋め込まれていないと飛行機にその犬や猫を乗せることができないとも聞いたことがあります。
人間のマイクロチップよりも動物用のほうが小さく、埋め込むのも注射をするくらいの感じなのだとか。
車の鍵や家の鍵などを皮下に入れておけると持ち物も減るし、失くすということが減るのではないかと考えてしまいます。
日本でも人間用のマイクロチップが普及することを願っています。
ボディハッキング
2018年5月30日(水)よる11:56からのクレイジージャーニーにケロッピー前田さんが出演するようです。
「超最先端のボディハッキングとは」と題して、前回の続編が放送されるのだとか。
マイクロチップの埋め込みなどテクノロジーを駆使したもののようで、前回のボディハッキングの放送を見逃した私としては必ずみたい回です。
クレイジージャーニーの放送もですが、次回の改造人間祭も楽しみですね。
ボディサスペンションについて
「日本でボディ・サスペンションができるところを探す!」
「ボディサスペンションが新宿で体験できる?!」
「改造人間祭vol.22の情報は?」
タトゥーについてはこちら
「刺青とタトゥーってどのくらい深く刺す?痛いの?」
「知花くららの刺青はどこにある?胸?脚?うなじ?」